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毛艶が気になったときのドッグフード

公園を散歩していると、同じ犬種であっても、毛艶が無くボサボサとした毛並みの犬と、毛艶が良くサラサラとした毛並みの犬を見かけることがあります。
毛艶が違うだけで、まるで違う犬種でのように見えるのだから不思議です。

ボサボサした毛並みの犬と、サラサラとした毛並みの犬とでは一体何が違うのでしょうか?毛艶が良い犬は、高価なシャンプーを使用してブラッシングをしっかりとしているからサラサラとした毛並みをしているのでしょうか?
確かに、使用しているシャンプーやブラッシングが関係をしている場合もありますが、もっと重要なのは日頃口にしているドッグフードです。

食事から体内に摂り入れた栄養素は、生きていくために重要な臓器から順番に運ばれ使用をされ、最後に使用をされるのが毛だと言われています。
そのため、毛に十分な栄養を届けるためには、栄養のある食事を摂ることが大切になります。

また、犬の毛はタンパク質から構成をされているため、毛艶を良くするためにはタンパク質をしっかりと摂る必要があります。
市販されているドッグフードの原材料http://www.keepthelovealivetour.com/allergy.htmlをチェックしてみると、トウモロコシ、小麦、大豆などの植物性タンパク質を主原料としているドッグフードがとても多いのですが、犬はもともと肉食動物であるため、動物性タンパク質でなければ意味がありません。
人間と一緒に生活をして、同じ食事を摂るようになったことで、多少雑食性にはなりましたが、犬の先祖は狼であり、長い年月生肉を食べて生活をしていたため、消化器官が短く、穀物類を消化する力が充分ではありません。
毛艶を良くするためには、タンパク質をしっかりと体内に消化吸収して、栄養として摂り入れる必要がありますが、動物性タンパク質の吸収率がほぼ100%であることに対して、トウモロコシや小麦などの植物性タンパク質は、約半分程度しか吸収をすることが出来ないのです。

また、タンパク質は熱に弱いため、ドッグフードの調理方法http://www.peacezone.net/17.htmlにも注意をする必要があります。
例えば、ドライフードの場合は、200度以上の高温で調理をされているため、タンパク質を始めとする多くの栄養素が破壊されています。
そのため、効率良く栄養素を体内に摂り入れるためには、100度以下で低温調理をされた、ウエットタイプのドッグフードの方が向いているのです。


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