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年齢別で選ぶドッグフード

ペットショップのドッグフード売り場を見てみると、同じメーカーのドッグフードであっても「幼犬用」「成犬用」「老犬用」などと、年齢別に分けて販売をされていることに気がつきます。
好き嫌いが激しくて違う食べ物を食べないからと、ずっと同じドッグフードを与えている飼い主さんもいるかもしれませんが、ワンちゃんの健康を維持するためには、年齢に合った食べ物を与えることも大切です。

確かに、同じドッグフードを食べているからと言って、病気にかかる訳ではありません。
しかし、年齢によって体の機能は着実に変化をしています。

例えば、人間の場合で考えてみてください。
まず、一歳前後の赤ちゃんは、消化機能が未熟で、歯も完全に生えていないため、柔らかく消化の良い離乳食を食べます。
10~20歳くらいの成長期になると、食事の量が一気に増えて、肉などのタンパク質を多く食べるようになります。
そして、40代を超えた頃からだんだんと食事の量が減り、消化機能が落ちてくるため、若い頃と同じ食事をしていると胃がもたれるようになってきます。

このような体の変化は、犬にも同様に現れてます。
人間の場合は、体の状態に合わせて自分で食べ物を選ぶことが出来ますが、犬にはそれが出来ません。
そのため、飼い主であるあなたが、ワンちゃんの体に合ったドッグフードhttp://www.grooming.jp/syuruibetu.htmlを選んで与えてあげる必要があるのです。

具体的には、0~12ヶ月以下が幼犬(成長期)、1~7歳以下が成犬(維持期)、7歳以上が老犬(高齢期)と考えられています。
ただし、この年齢はあくまでも目安です。
年齢を目安にドッグフードの切り替えを考えることは大切なことですが、同じ年齢であっても、ワンちゃんによって体の状態は違います。

そのため、運動量や食事の量が減ってきた時に老犬用に切り替えるなど、ワンちゃんの様子を見ながら切り替えるようにします。
また、切り替えをおこなう際は、いきなり新しいドッグフードにするのではなく、今のドッグフードに少しづつ新しいドッグフードを加えながら、徐々に慣らして行き、一週間くらいかけて行うようにしましょう。

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